可視性とは?
可視性とは資料の見やすさ をいいます。
内容が良い資料でも見やすくないと台無しです。無料でご相談、アドバイスも行っていますので、本ページを読んでみて分からないことがあればお気軽にご相談下さい。
こうしたシーン、よくありますよね。
そうした自分も随分悩まされた記憶があります。
「そもそもわかりやすい資料ってなに?」という方もいらっしゃるかもしれません。ただ、 見やすい資料にはある一定のパターンや規則性があり 、例えば以下のようなものは簡単にできる一方でその威力は絶大です。(対応時間:1分程度)
- 適度な余白
- 文字のフォント
- 文字サイズの調整
- 文字色の調整
余白の例を見てみましょう。
次の2つのうち、どちらが読みやすいと感じるでしょうか?
同じ文章ですが、多くの方が右側の吹き出しの方が読みやすいと感じたのではないでしょうか?
これが適度な余白の威力です。このような 少しの工夫 を資料全面に行き渡らせることで、全く別の資料に生まれ変わります。
フォントも特にこだわりが無いようであれば、次のうちどちらかをお勧めします。
- メイリオ
- Meiryo UI
いくつかのフォントを比較してみましょう。
いかがでしょうか?
正直好みの問題でもあるのですが、私は特に指定が無ければ、下段のどちらかを使うようにしています。
ここまでは資料の見やすさについてお伝えしました。
どれだけ見た目が良くても内容が良くないと伝わりませんので、ここからは内容についても触れていきます。自分が最も気をつけていることは下記になります。
その資料は 全ての読み手が共通の認識を持つ ものになっているでしょうか?
こうしたやりとりが起こらないような作りになっているでしょうか?
このやり取りは本来不要で、作り手の努力でカバーできるものになります。そうした小さな脱線を繰り返していくと、本筋から離れやすくなり、
こういう結果になりかねません。もし、資料作成に不安を感じているのであれば、無料でのご相談、アドバイスも実施していますので、お気軽にご連絡下さい。
最後にもう1つ重要なことをお伝えしますと、
私事になりますが、業務効率化の仕事の他に東京で学習塾を経営しています。私が見る生徒の中には偏差値70を超える東大レベルの生徒もいれば、偏差値50の生徒もいます。
そうした中で、もし全生徒に模範解答の解説をすると、
偏差値70超えの生徒にはわかりやすく、
偏差値50の生徒にはわかりにくい
ということが起きます。
なので、模範完答に言葉を足して、より詳しい解説を行うと、
偏差値70超えの生徒には冗長でわかりにくく、
偏差値50の生徒にはわかりやすい
と、反対のことが起きます。
つまり、 わかりやすい資料というものは聞く人のレベル感によって変わり ますし、作り手はそれによって変える必要があるということです。
可変性とは?
可変性とは資料の修正のしやすさ のことをいいます。
先述の可視性にこだわるあまり、資料の更新に多くの時間を要するようでは勿体ないです。先述の可視性と同様に、修正しやすい資料にもパターンや規則性があり、それに沿って作ると更新しやすい資料になります。
例えば下記のような工夫が挙げられます。
- 更新部分は1つのシートにまとめ、集計は別シートで行う
- 値貼り付けの部分は極力減らす
- どうしても値貼りが残る場合は算式と明確に区別する
1つ目の「更新部分を1つ目のシートにまとめる」について説明します。
この意図は 更新する部分と、更新せずに自動で更新される部分を明確に分ける ことです。
例えば下図のようなシート構成にすると更新漏れがなくなります。
この例の場合は、必要な情報を全てシート「データ」に転記し、その他のシートでは集計のみ行うということになります。
そのため、更新漏れを防ぐことが可能となります。
2つ目の「値貼り付けの部分は極力減らす」について説明します。
この意図も同じく、 算式(更新不要部分)と値(更新必要部分)を明確にわける ことです。
例えば下図のように、値と算式を明確に区分すると、更新の際に負荷が減りますね!
つかエクが行う可視性、可変性の向上
つかエクでは要望を聞きながら、見やすい集計ファイルをゼロから作り上げます。また、先述したテクニックをはじめ、様々な工夫をファイル全面に適用します。
- 変えたら困る
- あえてこの表現にしている
といった事情もあると思いますので、その点はご要望に沿って仕上げます。
ファイルの更新やそもそもの見やすさがかなり楽に感じるようになると思いますので、ぜひ1度ご利用してみてください。
料金について
1ファイルあたり10,000円~20,000円が目安になります。
※ファイルの構造や更新にかかる負荷により金額が変わりますので、詳細はお問い合わせください。
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